自作の左手デバイスを作ってみた ― 2022年05月04日 21時01分56秒
左手デバイスのソフトウェアで、キーとマウスのボタンを同時に設定できるものってなくない?
どうしてその設定が欲しいかというと、ZBrushのズームとパンをボタン一つでやりたくってですね。
CTRLキー+マウス右ボタンとALTキー+マウス右ボタンで行うけど、キーとマウスボタンの離す順番を間違えると動作しなくてイラっとするんだよね。
ハードウェアに関しては、ド素人。
とりあえず動作するものを目指した。
大雑把な仕様は、Raspberry Pi PicoにAdafruit CircuitPython HIDを組み込んで、GPIOでボタンのオン/オフを見て、キーボードとマウスのエミュレーションを行う感じ。
デバイスを置いて操作するタイプは、左腕の位置が固定されて、ずっとその姿勢でいるのがつらいから、手に持って操作できるものにしたい。
とりあえず、ブレッドボードで動作を確認した。
ボタンの配置は、親指で押しやすい位置にした。
ボタンが遠かったり、持ち直さないと押せない位置にあっても、使いづらいからね。
違和感なく押せるのは、右上の3x3の範囲かな。
左側と下の段は、頻度が低いコマンドを登録することにしよう。
ボタンを配置したら、Raspberry Pi Picoを載せるスペースがなくなった。
ボタンの数は、減らしたくなかったんで、2枚構造にすることにした。
上の基板にボタンを配置して、下の基板にRaspberry Pi Picoを載せて、基板の間は、ピンソケットでつなぐことにした。
上のボタン基板。
下のRaspberry Pi Pico基板。
手に持った時に、下の基板のピンの足が指に刺さって痛いんで、もう一枚ユニバーサル基板を重ねた。
手に持った感じ。
ソフトウェアは、
from adafruit_hid.keyboard import Keyboard
from adafruit_hid.keycode import Keycode
from adafruit_hid.mouse import Mouse
あたりをインポートして、ループで、GPIOのオン/オフを監視して、変化したらキーボードとマウスボタンのコードを送るだけ。
基板丸出しで見た目は悪いけど、使い心地はいい感じ。
タクトスイッチのキャップがぐらつくのがちょっと気になるくらいかな。
いっそのことキャップはいらないかも…キャップがないほうがボタンを押したときの感触が気持ちいい。
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